「楽しい海の思い出を作りたくて、家族で出かけたビーチ。だけど、あれもこれも忘れて大変だった…」そんな経験、ありませんか?
特に子連れで海に行くと、思った以上に荷物も多く、準備不足が思い出に影を落とすことも。
この記事では、子連れで海に行ったパパママたちが「持っていけばよかった!」と後悔したアイテムを厳選して25個ご紹介します。これさえ読めば、あなたの次の海レジャーは快適&楽しいものになるはず!
子連れで海に行くなら準備が9割!事前チェックリストの重要性
忘れがちな日焼け対策グッズ
海での一番の大敵は「日差し」です。
子どもの肌はとても敏感なので、ちょっとの日差しでも赤くなったり、ひどい場合は水ぶくれになってしまうことも。
日焼け止めはSPF50以上のものを選び、出発前にしっかり塗って、2〜3時間おきに塗り直しましょう。また、帽子やラッシュガード、UVカットのパーカーなど「物理的な日よけグッズ」も忘れずに。
特にラッシュガードは、海でも砂場でも活躍する万能アイテムです。
そして、サングラスも意外と重要。大人用だけでなく、子ども用の小さなサングラスも最近は種類が豊富なので、ぜひ準備しておくと良いですね。


予備のタオルと着替えは多めに用意
海では思った以上にタオルと着替えを使います。
遊び終わった後の体をふくためのバスタオル、砂を払うためのタオル、水着のまま帰るときのトラブル用に予備の着替え…。
実際に海に行ってみると、「足りない!」となる家庭が多いです。
特に子どもは海から上がってもまた入ったり、砂遊びをしたりしてすぐ汚れます。
最低でも一人につき2セットのタオルと着替えを準備しておくと安心。大判のバスタオルは、簡易ブランケットとしても使えて便利です。濡れたものを入れるビニール袋もお忘れなく。

砂対策アイテムでストレス軽減
海といえば砂。そして、砂はどこにでも入り込みます。足、靴の中、服の中、そしておにぎりの中まで…。そんな砂によるストレスを減らすためには、いくつかの対策グッズを持っていくと便利です。
まずおすすめなのが「ベビーパウダー」。
足についた砂に軽く振りかけて払うと、びっくりするほどスルッと砂が落ちます。
そして、ビニールシートやレジャーシートは、荷物置き場にもなるし、休憩スペースにもなります。
さらに、小さめのほうきとちりとりセットがあれば、テントやシートの上の砂を簡単に掃除できますよ。

クーラーボックスの中身は計画的に
夏の海での食べ物や飲み物はすぐにぬるくなったり、傷んだりします。
だからこそ、クーラーボックスは必須アイテム。

ですが、適当に詰めるだけでは効果は半減。
まずは、保冷剤を多めに準備し、上と下に配置することで中身全体を冷やせるようにします。
次に、すぐ取り出したい飲み物は入口近くに。
下にはお弁当やおやつなど、温度管理が必要なものを入れましょう。
凍らせたゼリーやジュースも保冷剤代わりになる上、溶けた頃にはちょうど食べごろです。水筒には氷だけを入れておくのもおすすめです。

貴重品管理のための便利グッズ
海での大きな不安のひとつが「貴重品の管理」です。
財布やスマホ、車の鍵などをどうするか悩みますよね。
そんなときに便利なのが「防水ポーチ」や「ネックポーチ」です。
首から下げておけば、泳いでいるとき以外は常に身につけていられるので安心。
最近ではスマホ対応の防水ケースも多く、写真を撮ったり地図を見たりも可能です。
さらに、テントの中に小型の鍵付きボックスを置いておくとより安心です。
大人数で行く場合は「交代で見張り役」を決めておくのもいいアイデアですね。

実際に「持っていけばよかった」と後悔したアイテム5選
ポップアップテントは必須
日陰を作るためのポップアップテントは、ほぼ必須アイテムです。特に子ども連れの場合は、直射日光に当たりすぎると熱中症のリスクが高まるため、しっかりとした日陰スペースが重要。簡単に設置できるタイプなら、到着してすぐに使えて便利です。テントの中ではお昼寝をしたり、おむつ替えをしたりと用途もたくさん。風が強い日はペグや重りでしっかり固定するのも忘れずに。できればUVカット機能付きのものを選ぶと、日差し対策にもなりますよ。

ビーチサンダルだけじゃ足りない
海には岩場や貝殻など、意外と危険なものがたくさんあります。ビーチサンダルだけでは足を守りきれないことも。特に小さな子どもは、転びやすく足元が不安定なため、「マリンシューズ」がおすすめです。マリンシューズは、滑りにくく、足全体を覆ってくれるので安心して海や砂場で遊べます。砂の中に隠れたガラス片などからも守ってくれるので、安全性が格段にアップします。サイズ選びは少し余裕をもって、履き心地も確認しておきましょう。

実際に「持っていけばよかった」と後悔したアイテム5選(続き)
子ども用の浮き輪とライフジャケット
海の水はプールと違って波があります。そのため、小さな子どもが遊ぶには十分な安全対策が必要です。中でも「浮き輪」と「ライフジャケット」はセットで持っていくのが理想的です。浮き輪は楽しさを、ライフジャケットは安全をサポートしてくれる道具。特にライフジャケットは、水に落ちたときに体を浮かせてくれるので、泳げない子どもには必須アイテムです。首元までしっかり守れるタイプや、しっかりと固定できるバックル付きのものが安心です。見た目もかわいいものが多いので、子どもが喜んで着てくれます。

ウェットティッシュと消毒グッズ
砂で手がベタベタになったり、食べる前に手を拭いたりと、海では思った以上に「ウェットティッシュ」の出番が多いです。特に小さな子どもは、すぐに何かをつかんだり口に入れたりするので、衛生面がとても気になります。さらに、海ではトイレが遠かったり、洗い場が混雑していることも多いので、「手ピカジェル」や「アルコールスプレー」などの消毒グッズも持っているととても便利。濡れた手にも使えるノンアルコールタイプもおすすめです。

簡易シャワーや水タンクが大活躍
海遊びの後は、体についた砂や塩を落とす必要がありますが、海のシャワー施設は混雑していたり、有料だったりします。そんなときに役立つのが「簡易シャワー」や「折りたたみ式の水タンク」です。車の近くでさっと砂を流すことができ、特に足や手を洗うのに便利です。足踏み式のポンプシャワーや、ソーラーで温まるタイプのシャワーバッグなど、アウトドア用のアイテムも多く販売されています。持ち運びもコンパクトで、使い終わったら折りたためるものが人気です。

赤ちゃん・幼児連れならではの必須アイテム
ミルク・離乳食セットは多めに
赤ちゃん連れで海に行く場合、ミルクや離乳食の準備は念入りに行う必要があります。思ったより長く滞在してしまったり、遊びすぎてお腹がすいたりすることも。粉ミルクや液体ミルク、スティックタイプの離乳食など、すぐに使えるものを多めに持っていくのがおすすめです。また、保冷・保温ボトルにお湯やお茶を入れておけば、調乳も楽にできます。スプーンやおしぼりも忘れずに準備して、衛生的に食事できるようにしましょう。
日陰をつくるグッズは絶対必要
赤ちゃんや幼児は体温調節が苦手なので、直射日光の下に長時間いるのはとても危険です。ポップアップテントの中でも、さらに「日除け布」や「扇風機」を使って温度調節できるようにすると安心です。赤ちゃんが昼寝できるように、シェード付きのバギーやハンモック風の布ベッドを使っている家庭もあります。また、テント内には風通しの良いマットやクール素材のシーツを敷くと、快適に過ごせます。赤ちゃんの笑顔のためにも、日陰スペースはこだわりたいポイントです。
砂場遊びセットで退屈知らず
海で遊ぶのは泳ぐことだけじゃありません。幼児には「砂遊び」が大人気!スコップやバケツ、型抜きおもちゃなど、100円ショップやおもちゃ屋で手に入る砂場セットを持っていくだけで、子どもたちは夢中になります。特に波が怖い子や、海に入るのをためらう子でも、砂場遊びなら安心して遊べます。遊んでいる間に親は少し休憩できるので、まさに一石二鳥。壊れても惜しくないプラスチック製の軽いおもちゃがおすすめです。

ベビーカー代わりのワゴンが便利
砂浜でベビーカーはほとんど役に立ちません。タイヤが埋まって動かしにくく、イライラする原因にも。そんなときに便利なのが「アウトドア用ワゴン」です。子どもを乗せるだけでなく、荷物をまとめて運ぶのにも使えて一石二鳥。タイヤが大きめで安定しているものなら、砂の上でもスムーズに動かせます。シートベルト付きのモデルなら、安全に子どもを乗せることもできます。折りたたみ式なら、車にも簡単に積めてとても便利です。
水遊び用おむつは余分に
海で赤ちゃんを水遊びさせるときには「水遊び用おむつ」が欠かせません。普通のおむつでは水を吸ってしまってパンパンになってしまいますし、漏れの原因にもなります。水遊び用おむつはしっかりとフィットし、水の中でも使えるように作られているため、安心して遊ばせられます。ただし、1回ごとに交換が必要なので、多めに持っていくのがおすすめ。使用後はジップロックなどに密閉して持ち帰るようにしましょう。

忘れがちな便利アイテムと応急処置セット
絆創膏・消毒液などの応急キット
海辺では、小さなケガが意外と多いもの。貝殻で足を切ったり、転んで擦り傷ができたりします。そんな時にすぐ対応できるように、応急処置キットを準備しておきましょう。内容としては、絆創膏、消毒スプレー、抗菌クリーム、包帯、虫刺され用の薬などがあると安心です。持ち運びにはポーチ型の救急セットが便利。さらに、熱が出たときに備えて冷えピタや子ども用解熱剤もあると安心です。場所によっては救護施設がないこともあるため、自前の対策が大切になります。
冷却タオルや熱中症対策グッズ
夏の海はとにかく暑い!特に子どもは体温が上がりやすく、熱中症になりやすいので注意が必要です。そこで役立つのが「冷却タオル」や「保冷剤入りのネッククーラー」。これらを首に巻くだけで体温の上昇を防げます。最近では、水に濡らすだけでひんやり感が持続する冷感素材のタオルも人気です。また、こまめな水分補給を促すために、子ども用のストロー付きボトルを持参したり、冷たい麦茶や経口補水液も準備すると良いでしょう。
ゴミ袋・ジップロックの活用法
海で出たゴミを持ち帰るためには、ゴミ袋が必須です。特におむつや食べ残しなど、臭いが気になるものには「消臭袋」や「ジップロック」を使うと衛生的。ジップロックは、濡れた水着やタオルを一時的にしまうのにも活躍します。さらに、スマホや財布などの小物を水や砂から守る防水代わりとしても使える万能アイテムです。大・中・小とサイズ別に持っておくと、シーンごとに使い分けられてとても便利です。
スマホ防水ケースと防水バッグ
スマホは写真を撮ったり、時間を確認したりと何かと使用頻度が高いアイテムですが、海水に弱いため対策が必要です。おすすめは「スマホ用防水ケース」。首からかけられるタイプなら、常に身につけていられて安心。最近はタッチ操作対応のものが多く、水中での撮影も可能です。また、全体の荷物を守るためには「防水バッグ」もあると便利。タオルや着替え、食料など、濡れて困るものをひとまとめにしておくとトラブルを防げます。

小さな折りたたみチェア
地面に直接座ると、体が冷えたり、お尻が痛くなったりします。特にテントの中で食事をする際や、赤ちゃんを抱っこしながら休憩するときに「折りたたみチェア」があるととても楽です。軽量で持ち運びやすいタイプなら、車に積んでおいても邪魔になりません。砂の上でも安定する「ローチェア」がおすすめです。子ども用サイズもあるので、家族全員分そろえておくと、それぞれが快適に過ごせます。

子どもが笑顔になる!遊び道具と工夫
シャボン玉や水鉄砲で大はしゃぎ
波が怖い小さな子どもでも、シャボン玉や水鉄砲なら安全に楽しめます。風に乗ってふわふわ飛ぶシャボン玉を追いかけるだけで、子どもたちは大喜び。水鉄砲も、海水を入れて使えば遊び道具としても大活躍です。特に親子で一緒に遊ぶと、思い出にも残ります。100円ショップでも手軽に手に入るので、いくつか種類をそろえて持っていくとより楽しいです。
スノーケルセットで海の探検
少し大きな子どもには、スノーケルやゴーグルを使って海の中をのぞく体験をさせてみましょう。浅瀬でも小魚や貝を見つけることができ、まるで探検隊の気分に!最初は浮き輪を使いながら、親が一緒にサポートしてあげると安心です。スノーケルセットは顔にフィットするサイズを選ぶことが大切。鼻まで覆うフルフェイスタイプも子どもには使いやすいと人気です。

凍らせたゼリーやアイスでご褒美タイム
暑い中で遊んだ後の「冷たいごほうび」は格別。凍らせたゼリーやアイスは、クーラーボックスの保冷剤代わりにもなり、一石二鳥です。小分けパックのゼリーは持ち運びも簡単で、子どもが手を汚さずに食べられるので便利です。また、スティックアイスは食べやすく、暑さ対策にもなります。ただし溶けやすいので、食べるタイミングを見計らうのがポイント。冷たいおやつは、子どもだけでなく大人にも嬉しいリフレッシュになります。

海辺での簡単おやつ作戦
子どもは遊びに夢中になると、食事のタイミングを逃しがち。でも、しっかりエネルギー補給しないと体力が持ちません。そんな時には、手軽に食べられる「海おやつ」を用意しましょう。おすすめは、スティックパン、カットフルーツ、個包装のお菓子、エネルギーバーなど。手を汚さずにパクっと食べられるものが理想です。食事と食事の間に上手に取り入れて、子どもの疲れやぐずりを防ぎましょう。
子どもと一緒に貝殻集め
遊び疲れたら、ちょっと落ち着いた時間を。そんなときにぴったりなのが「貝殻集め」です。小さなバケツやネットを持って、波打ち際を歩くだけで、いろいろな形や色の貝殻が見つかります。拾った貝殻は、家に帰ってからクラフトに使ったり、思い出ボックスに入れたりして楽しめます。拾ったものの名前を調べてみるのも知育に繋がりますよ。自然と触れ合いながら、親子でゆっくり過ごす時間にもなります。
まとめ
子連れでの海遊びは楽しい思い出がいっぱい作れる反面、準備を怠ると「持ってくればよかった…」と後悔することが多くあります。特に子どもが小さいほど、必要なものや配慮すべきポイントが増えます。今回ご紹介したアイテムたちは、実際に多くのパパママが「次は絶対持っていく」と感じたものばかり。安全・快適・楽しい海時間を過ごすために、ぜひリストを参考にしてしっかり準備を整えましょう!