2025年に開催される大阪・関西万博は、世界中の国と文化が集まる一大イベント。
中でも「ナショナルデー」と呼ばれる日には、各国が自国の魅力を詰め込んだ特別な催しを開催し、まるでその国を旅しているかのような体験ができます。
この記事では、全ナショナルデーのスケジュールをはじめ、日本のジャパンデーの見どころや注目の国々の展示内容を徹底解説！初めて万博に行く人でも安心の豆知識も満載です。
世界が集まる！ナショナルデーとは？
ナショナルデーとスペシャルデーの違い
大阪・関西万博2025では、出展する国や国際機関ごとに「ナショナルデー」「スペシャルデー」という特別な日が設けられています。ナショナルデーは、各国が自国の文化や魅力を紹介する公式イベント日で、伝統芸能、音楽、ダンス、料理、式典などが行われます。一方、スペシャルデーは国際機関や特別な団体（例：国連、赤十字など）が主体となり、グローバルな課題や活動に焦点を当てたイベントを展開します。これらの日には、その国や機関の代表者が来場することもあり、国際的な交流の場としても大きな意味を持っています。
ナショナルデーは万博の“顔”とも言えるイベントであり、訪問する日によって全く異なる体験ができるのも特徴です。日本にいながら、世界を旅するように文化や芸術を楽しむことができる貴重な機会といえるでしょう。
日程はどうやって決まるの？
ナショナルデーとスペシャルデーの日程は、各国・機関と万博運営側との調整によって決まります。なるべく自国の建国記念日や国際的に意味のある日と合わせるケースが多く、また来賓や要人のスケジュールにも配慮されます。公式発表されたスケジュールでは、2025年4月13日から10月末まで、毎日何らかの国や地域、機関のナショナルデーまたはスペシャルデーが予定されています。
この日程は今後の情勢や運営調整によって変更される場合もあるため、公式サイトや公式アプリでの最新情報の確認が推奨されます。
どんなイベントが行われるの？
ナショナルデー当日には、EXPOホールなどの特設ステージでのセレモニーや文化パフォーマンスが中心となります。各国の伝統舞踊や音楽、民族衣装ファッションショー、シェフによる料理デモンストレーション、アート展示など、内容は多彩。まさにその国の“顔”を1日に凝縮したプログラムが体験できます。
スペシャルデーでは、教育・医療・平和・環境など国際的テーマに基づいた講演や展示、ワークショップが行われることが多く、世界の課題に目を向けるきっかけにもなります。
ナショナルデーの楽しみ方
ナショナルデーは、万博を訪れる日によって楽しみ方が変わるイベントです。スケジュールをチェックし、自分の興味がある国や文化の日を狙って訪れると、より深くその国の魅力に触れられます。また、限定グッズや記念スタンプが配布されることもあり、万博ならではの思い出づくりに最適です。
文化体験だけでなく、食や雑貨などのマーケットも魅力の一つ。ナショナルデーに合わせて、その国の特産品が登場することもあるので、ぜひ足を運んでみましょう。
注意点と参加方法
人気国のナショナルデーは混雑することが予想されます。ステージイベントなどは「事前抽選」や「整理券制」が導入されるケースもあるため、事前に公式サイトで参加方法を確認することが大切です。また、当日は早めの来場がオススメ。ステージの観覧エリアには人数制限があるため、早めの並びが安心です。
また、猛暑対策や歩きやすい服装、こまめな水分補給も忘れずに。イベントを最大限楽しむためには、準備も万全にしておきましょう。
日本（ジャパンデー）の見どころ徹底解説
日程と開催場所
日本のナショナルデー「ジャパンデー」は、2025年7月3日（木）に開催されます。この日は日本が主役となり、国家主導で文化・芸術・テクノロジーを披露する1日です。開催場所は、万博会場内のEXPOホール「シャインハット」。この施設は1,000人以上を収容できる屋内ステージで、ハイライトとなる公式式典が行われます。
式典の開場は12:00、開始は13:30〜14:30の予定です。日本政府の要人が出席し、文化と未来をつなぐ特別なプログラムが用意されています。これは、2025年万博における日本の最大の文化的イベントと言っても過言ではありません。
ステージイベントの詳細
ジャパンデーのステージでは、伝統と現代を融合したプログラムが展開されます。まずオープニングは、宮内庁の「東京楽所」による雅楽の演奏。静かで荘厳な音楽が会場を包み、日本の伝統美を体感できます。
次に披露されるのは、鳥取城北高校書道部による書道パフォーマンス。力強い筆遣いで「未来」「希望」といった文字を描き出す様子は圧巻です。
また、「いいむろなおきマイムカンパニー」による現代ダンスとマンガのコラボパフォーマンスも注目。無声劇とマンガを融合させた新感覚の演出が話題です。
そして最後に登場するのが、歌手MISIAによるスペシャルライブ。世界中から集まった観客に向け、希望のメッセージを力強い歌声で届けてくれることでしょう。
参加方法と申込手順
この式典への参加には、事前の申込が必要です。応募期間は2025年6月3日から25日まで。大阪・関西万博の公式サイトにて、専用フォームから応募できます。抽選制となっており、当選者には6月末までに通知が届く予定です。
当選後は、QRコード付きの電子チケットが発行され、それを会場入口で提示する形になります。チケットは1名分のみで、同伴者の入場には別途申込が必要です。
抽選に外れても、パビリオンや場内モニターでの視聴、ライブ配信など、さまざまな形でイベントを楽しむ方法があります。
見逃せない出演者・パフォーマンス
MISIAのライブは、ジャパンデー最大の注目コンテンツです。国内外で活躍する彼女の歌声は、万博の「希望と未来」というテーマにふさわしく、国境を越えて人々の心を動かします。
また、東京楽所の雅楽や、書道・ダンスパフォーマンスも、普段はなかなか見ることのできない内容です。日本の伝統芸術と若い世代の表現が融合する貴重な舞台となっています。
このような文化プログラムを通して、日本の「今」と「未来」を感じられる特別な1日となるでしょう。
他国との違いと注目ポイント
日本のナショナルデーが他国と一線を画すのは、圧倒的な演出規模と質の高さです。他国では伝統舞踊や小規模な音楽パフォーマンスが中心のことも多いですが、日本は国を挙げての演出。演者のスケールも違えば、舞台設備や映像演出にも一切の妥協がありません。
また、日本独自の「和の精神」と「テクノロジーの融合」がテーマの中心。これは他国ではなかなか見られない切り口であり、訪れた人々に強烈な印象を残すことでしょう。
全ナショナルデー一覧カレンダー（4月〜6月）
4月のナショナルデー一覧
2025年4月は、万博開幕直後でありながら、多くの国や地域がナショナルデーを開催します。スタートダッシュを飾る4月は、アジアや欧州、中南米など多彩な文化が集結し、訪れるだけで“世界旅行”気分を味わえます。
| 日付 | 国・地域 |
|---|---|
| 4月14日 | トルクメニスタン |
| 4月18日 | トンガ |
| 4月19日 | グレナダ |
| 4月21日 | ボリビア |
| 4月22日 | スイス |
| 4月23日 | トルコ |
| 4月24日 | デンマーク |
| 4月27日 | ガイアナ |
| 4月28日 | パラオ |
| 4月29日 | チャド |
これらの日は、各国の伝統舞踊や民族衣装のパフォーマンス、食文化紹介などが会場を彩ります。特にスイスやデンマークはデザインやサステナビリティへの取り組みが注目されており、欧州文化の魅力を体感するには絶好のチャンスです。
5月のナショナルデー一覧
5月に入ると参加国が急増し、毎日がにぎやかなフェスティバル状態になります。特にゴールデンウィーク期間は国内来場者も多く、人気のナショナルデーには混雑が予想されます。
| 日付 | 国・地域／機関 |
|---|---|
| 5月1日 | 北マケドニア |
| 5月2日 | ブータン |
| 5月3日 | サンマリノ |
| 5月4日 | ポルトガル |
| 5月7日 | ヨルダン |
| 5月8日 | 赤十字国際委員会（スペシャル） |
| 5月9日 | 欧州連合（スペシャル） |
| 5月10日 | ギニアビサウ |
| 5月11日 | バングラデシュ |
| 5月12日 | チリ |
| 5月13日 | 韓国 |
| 5月14日 | スウェーデン |
| 5月16日 | スペイン |
| 5月17日 | カナダ |
| 5月18日 | ブルガリア |
| 5月19日 | パラグアイ |
| 5月20日 | ラトビア |
| 5月21日 | オランダ |
| 5月22日 | 英国 |
| 5月23日 | オーストリア |
| 5月24日 | ハンガリー |
| 5月25日 | タンザニア |
| 5月26日 | モンテネグロ |
| 5月27日 | インドネシア |
| 5月28日 | イエメン |
| 5月29日 | アイスランド |
| 5月30日 | ルクセンブルク |
この月は特に欧州・アジア諸国が多く、自国の文化や先進技術の紹介に力を入れています。EUや赤十字のスペシャルデーでは国際社会の動きや人道的課題にも触れられ、教育的にも価値のある日が並びます。
6月のナショナルデー一覧
6月はアフリカや中南米、北欧といった多様な文化圏が登場し、民族色の強いパフォーマンスや展示が期待されます。
| 日付 | 国・地域 |
|---|---|
| 6月1日 | パレスチナ |
| 6月2日 | ノルウェー |
| 6月3日 | エスワティニ |
| 6月4日 | 南スーダン |
| 6月5日 | アゼルバイジャン |
| 6月6日 | キルギス |
| 6月7日 | フィリピン |
| 6月8日 | サモア |
| 6月9日 | グアテマラ |
| 6月10日 | ギニア |
| 6月11日 | コソボ |
| 6月12日 | フィンランド |
| 6月13日 | コートジボワール |
| 6月14日 | アイルランド |
| 6月15日 | ブルンジ |
| 6月16日 | モザンビーク |
北欧諸国のナショナルデーでは、デザインやエコロジー、教育制度など“未来型社会”に触れられる内容が豊富です。一方、アフリカや中南米の国々は、情熱的なダンスやカラフルな衣装のパフォーマンスで観客を魅了します。
7月のナショナルデー一覧
夏本番を迎える7月は、日本を含む多くの国が特色あるイベントを実施し、会場は華やかな国際文化で賑わいます。
| 日付 | 国・地域／機関 |
|---|---|
| 7月1日 | エスワティニ |
| 7月2日 | キルギス |
| 7月3日 | 日本（ジャパンデー） |
| 7月4日 | フィリピン |
| 7月5日 | サモア |
| 7月6日 | ギニア |
| 7月7日 | フィンランド |
| 7月8日 | アイルランド |
| 7月9日 | ブルンジ |
| 7月10日 | モザンビーク |
| 7月11日 | ウルグアイ |
| 7月12日 | マラウイ |
| 7月13日 | ブラジル |
| 7月14日 | ケニア |
| 7月15日 | ナイジェリア |
| 7月16日 | ルワンダ |
| 7月17日 | カンボジア |
| 7月18日 | リトアニア |
| 7月19日 | アルジェリア |
| 7月20日 | スーダン |
| 7月21日 | コロンビア |
| 7月22日 | パプアニューギニア |
| 7月23日 | エジプト |
| 7月24日 | キューバ |
| 7月25日 | モナコ |
| 7月26日 | 国際ソーラーアライアンス |
| 7月27日 | ローマニア |
| 7月28日 | ナイジェリア（再） |
| 7月29日 | スリナム |
| 7月30日 | ケニア（再） |
| 7月31日 | 国連ESCAP |
8月のナショナルデー一覧
太平洋諸国やアフリカ諸国が中心となり、普段触れる機会の少ない文化との出会いが楽しめる月です。
| 日付 | 国・地域／機関 |
|---|---|
| 8月1日 | ルワンダ（再） |
| 8月2日 | カンボジア（再） |
| 8月3日 | ザンビア |
| 8月4日 | ラオス |
| 8月5日 | アルジェリア（再） |
| 8月6日 | 赤道ギニア |
| 8月7日 | ジンバブエ |
| 8月8日 | コロンビア（再） |
| 8月9日 | パプアニューギニア（再） |
| 8月10日 | ツバル |
| 8月11日 | エジプト（再） |
| 8月12日 | チェコ |
| 8月13日 | キューバ（再） |
| 8月14日 | ペルー |
| 8月15日 | バヌアツ |
| 8月16日 | 国際科学技術センター |
| 8月17日 | ポーランド |
| 8月18日 | ソマリア |
| 8月19日〜31日 | 各国順次予定あり（未公表あり） |
9月のナショナルデー一覧
教育や平和をテーマにした展示も多く、国際機関や新興国による多様な文化交流が繰り広げられます。
| 日付 | 国・地域／機関 |
|---|---|
| 9月1日 | ブルキナファソ |
| 9月2日 | セネガル |
| 9月3日 | ジャマイカ |
| 9月4日 | ASEAN事務局 |
| 9月5日 | 中央アフリカ共和国 |
| 9月6日 | マリ |
| 9月7日 | カザフスタン |
| 9月8日 | トリニダード・トバゴ |
| 9月9日 | チュニジア |
| 9月10日 | インド |
| 9月11日 | ナウル |
| 9月12日 | ボリビア |
| 9月13日 | カタール |
| 9月14日 | ガンビア |
| 9月15日 | トーゴ |
| 9月16日 | ドミニカ共和国 |
| 9月17日 | サンキット＆ネーヴィス |
| 9月18日〜30日 | モルドバほか順次予定 |
10月のナショナルデー一覧
フィナーレに向けて各国が魅力を凝縮した展示を展開し、ラストスパートにふさわしい濃密な文化体験が続きます。
| 日付 | 国・地域／機関 |
|---|---|
| 10月1日 | スーダン（再） |
| 10月2日 | オーストラリア |
| 10月3日 | ベルギー |
| 10月4日 | セルビア |
| 10月5日 | カメルーン |
| 10月6日 | リベリア |
| 10月7日 | バーレーン |
| 10月8日 | オマーン |
| 10月9日 | クロアチア |
| 10月10日 | サウジアラビア |
| 10月11日 | セントビンセント＆グレナディーン |
| 10月12日 | チリ |
| 10月13日以降 | 各国・機関の最終日程調整中 |
注目のスペシャルデーとは？
スペシャルデーでは、赤十字や欧州連合（EU）、国連関連機関などが主催となり、地球規模のテーマに取り組みます。教育・医療・平和・環境といったグローバル課題に対する取り組みや展示が行われ、子どもから大人まで学びが得られる場として評価が高いです。
今後の日程のチェック方法
ナショナルデーの日程は、今後も新たに追加・変更される可能性があります。大阪・関西万博の公式サイトや公式アプリでは、最新スケジュールが随時更新されているので、訪問予定日が決まったら早めに確認しておきましょう。
注目度の高い国別ナショナルデー・パビリオン紹介
オーストラリア｜魚文化と美食体験
オーストラリアのパビリオンでは、海と大地に囲まれた独自の文化が光ります。特に注目は、北部準州で育つ高品質な魚「バラマンディ（Barramundi）」の紹介です。日本ではなじみが薄いこの魚ですが、オーストラリアでは高級レストランでも使用される人気食材です。
2025年万博では、Humpty Doo Barramundi社が来日し、特別な試食体験イベントを実施予定。VIPエリアやダイニングプログラムにも登場し、現地の調理法で味わうことができます。海鮮文化に関心がある方にはたまらない体験になるでしょう。
さらに、オーストラリアならではのアボリジニアートや自然との共生をテーマにした展示も用意されており、多角的にその国の魅力を堪能できます。
アメリカ｜宇宙体験と未来技術
アメリカ合衆国のパビリオンは、宇宙技術と革新的イノベーションを前面に打ち出した内容で、万博でも特に話題を集める存在です。NASAや民間宇宙企業と連携し、宇宙探査や月面開発、火星ミッションの技術紹介など、未来志向の展示が行われます。
パビリオン内では、VRやAR技術を駆使した体験型ブースもあり、宇宙飛行士になった気分で宇宙を旅することができます。また、米国の大学や企業による研究成果の発表やセミナーも予定され、教育的価値も高いパビリオンです。
子どもから大人まで夢中になれる内容で、テクノロジー好きには必見のスポットといえるでしょう。
ウクライナ｜戦時を生きるリアルな展示
ロシアとの戦争が続く中、ウクライナのパビリオンは、現在のリアルな日常と未来への希望を伝える強いメッセージ性を持った構成となっています。爆撃から避難する人々の映像や、廃墟となった街並みの再現展示、戦争下でも続く教育や医療の取り組みなどが紹介されます。
同時に、アートや詩、音楽などを通じた「再生と平和」の希望を感じさせる演出もあり、観客の心を打つ内容です。単なる観光的な展示とは一線を画す、深いテーマ性をもった空間となっています。
国際情勢や平和について考える貴重な機会になるはずです。
北欧諸国｜サステナブルデザイン最前線
ノルウェー・スウェーデン・フィンランドなどの北欧諸国は、「Nordic Circle（ノルディック・サークル）」として共同パビリオンを展開します。このエリアでは、北欧ならではのサステナブルな暮らし、洗練されたデザイン、自然との調和といったテーマを軸に展示が行われます。
環境配慮型住宅や再生可能エネルギー、教育システム、ジェンダー平等など、北欧が世界に誇る社会モデルを体験できる展示が盛りだくさん。木材や自然素材を活かしたブース設計も美しく、視覚的にも楽しめる空間です。
また、各国の伝統工芸やライフスタイル雑貨なども販売され、北欧ファンにはたまらないブースとなるでしょう。
アゼルバイジャン｜360度映像で魅せる未来
アゼルバイジャンのパビリオンは、映像演出に特化した没入型の展示が特徴です。360度の巨大スクリーンを使い、持続可能性や未来社会の姿をビジュアルで表現する体験型ブースが展開されます。
首都バクーの未来ビジョンや、石油産業からの脱却をめざすグリーン技術、都市再開発など、国家としての“次の一手”を世界に発信する構成となっており、デジタル技術とストーリーテリングが融合した展示です。
視覚的なインパクトが強く、万博来場者のSNSでも注目を集めること間違いなしの内容です。
万博をもっと楽しむための豆知識＆便利情報
おすすめの回り方
万博会場はとても広いため、事前に「どの国のパビリオンを見たいか」「どのイベントに参加したいか」をリストアップしておくのが賢明です。時間に余裕をもって移動できるように、エリアごとのゾーンマップを使いながら、回遊ルートをシミュレーションしておきましょう。
たとえば「欧州エリアからスタートして、昼はアジア圏の食文化を楽しみ、午後はアフリカのダンスを観賞する」といった、テーマを決めた動き方がオススメです。また、人気パビリオンは午前中の早い時間に訪れるのが混雑を避けるポイントになります。
混雑を避ける時間帯
平日の午前中〜昼過ぎ、また夕方の時間帯は比較的空いている傾向にあります。特に平日の14時～16時頃は、昼食後の来場者が一段落する時間帯で、パビリオン内の回転もスムーズです。
一方、ナショナルデーのイベントがある日は混雑必至。事前に日程を確認して、混雑を避けたい場合は別日や早朝の来場を検討するのが賢明です。開場直後や閉場間際も、意外と空いていて見学しやすい穴場タイムです。
アプリやマップの活用法
万博公式アプリでは、各パビリオンの待ち時間、イベントスケジュール、混雑状況などをリアルタイムでチェックできます。特にナビ機能は非常に便利で、現在地から目的地までの所要時間や最短ルートを提示してくれます。
また、アプリから各種イベントの抽選応募や電子チケットの管理も可能。デジタルデバイスの充電は必須なので、モバイルバッテリーも持参すると安心です。場内にはフリーWi-Fiスポットも複数設置されています。
ファミリー向けのスポット
お子さま連れに嬉しいファミリーゾーンも充実。休憩所やベビールーム、子ども向けの体験型ブース、簡単な英語や多言語体験ができるプログラムも豊富です。特にヨーロッパやアジアのパビリオンでは、子どもが楽しめるワークショップやスタンプラリーが企画されており、学びと遊びが一体化しています。
また、ミスト噴射や日除けスペースなどの熱中症対策も充実しており、安心して長時間滞在できます。
海外来場者とのコミュニケーション術
万博では世界中からの来場者が集まります。簡単な英語フレーズを覚えておくと、コミュニケーションがぐっと広がります。「Where are you from?（どこから来ましたか？）」「Enjoy the Expo!（万博を楽しんでね！）」などの簡単な言葉でも、会話のきっかけになります。
また、多くのパビリオンでは翻訳アプリや指差し会話帳が設置されているため、言葉の壁を感じることなく交流できます。日本文化への関心が高い訪問者も多く、逆にこちらが質問されることも。フレンドリーな対応が、万博ならではの“出会い”をより深いものにしてくれます。
記事のまとめ
大阪・関西万博2025は、世界中の国と地域が一堂に会する、まさに“地球規模の文化祭”です。ナショナルデーやスペシャルデーを通じて、さまざまな国の歴史、文化、食、音楽、未来ビジョンに触れることができる貴重な機会となります。
日本のナショナルデー「ジャパンデー」では、伝統と未来を融合した豪華プログラムが用意されており、政府主導の大規模演出にも注目です。また、オーストラリアやアメリカ、北欧諸国、ウクライナなど、注目度の高い国々の展示も見逃せません。
事前の計画と情報収集をしっかり行うことで、より深く、より楽しく万博を体験できます。ぜひこの記事を参考に、あなただけの万博体験プランを作ってみてください！
